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24.Sep.2014
本日の読売新聞に【「在来種の森」を都心に】という記事がありました。
緑への誘いというシリーズの第1回目です。
東京都のアークヒルズ戦国山森タワーを中心にしたエリアに、その地域に昔からある在来種を植え、虫や鳥たちも暮らせる「生物多様性」の森を目指しているそう。
アークヒルズ戦国山森タワー:http://www.ehills.co.jp/rp/dfw/EHILLS/area/park/21/index.php

市民交流ひろばの「賢治ガーデン」もまさしくそう。
在来種や類似種を植え、その観察もできる場として植栽も考えられています。記事の言葉を借りれば【日本の森を小規模ながら再現しているようだ】
ぜひお出かけしてみてください。
...
ちょうど今週末、そんなガーデンで親子で学べる機会があります!
<<“公園であそぼう”企画開催のお知らせ>>
 子育てワークショップによる第20回“公園であそぼう”企画「おそとDEかがくあそび」が開催されます。簡単な実験遊びを通じて、身の回りにあふれている「かがく」を身近に感じてもらうイベントです。
開催日時

2014年 9月28日(日)10時30分~12時(雨天中止)
参加費無料、予約不要

 また、当日のお手伝いをしていただけるボランティアスタッフも併せて募集しています。
 お問い合せは「星と風とおひさま」代表の井出様(Tel:090-5428-9280)まで。

※良いお天気に恵まれ終了致しました。
たくさんの方にご参加いただきありがとうございました!

後ほど写真をまとめレポートします。

Shop and Garden

ショップ後ろにある
大型プランターの寄せ植え
実はどちらも宮沢賢治ゆかりの植物

左側の裏が白く見えるのは
ギンドロ(Populus alba)
ヤナギ科
別名:ウラジロハコヤナギ、ハクヨウ
原産:ヨーロッバ中南部、西アジア
材は、マッチの軸木としても使われる
幹には、ダイヤモンド形の模様ができる
「下ノ畑ニ居リマス」の下の畑にもあったそうです

もうひとつは
キクイモ(Helianthus tuberosus)
キク科ヒマワリ属の多年草
別名:アメリカイモ、ブタイモ、サンチョーク、エルサレムアーティチョーク
原産:北アメリカ
宮沢賢治は英名のエルサレムアーティチョークとしてこの植物を紹介しています
    この荒れ畑の切り返しから
    今日突然に湧き出した
    三十キロでも利かないやうな
    うすい黄いろのこの菊芋
    あしたもきっとこれだけとれ、
    更に三四の日を保する
    このエルサレムアーティチョーク
    イヌリンを含み果糖を含み
    小亜細亜では生でたべ
    ラテン種族は煮てたべる
    古風な果蔬トピナムボー
   詩〔そもそも拙者ほんものの清教徒ならば〕

トピナムボーはキクイモのフランス語の呼び名。
「荒れ畑を開墾していて、キクイモの根茎がごろごろ出てきて、参っているのである。一日で30キロ、明日もこれくらいは出るだろう。まだまだ三,四日はかかりそうだというのです。いったいこのキクイモをどうしたものか…」

そんな菊芋ですが最近では糖尿病改善、高血糖改善のための健康食品として注目されているそうです
 
 
 

2015年春以降、ガーデンショップ野ばらは「賢治ガーデン」の植栽・管理の他に
在来種を含む苗の販売については、イベントなどへの出店を中心に
活動していく方向で考えております。
 常設のショップとしては「浅科グリーンマーケット」の店舗及び

オンラインショップで同じものを取り扱っておりますのでご覧ください。

 

今後も植物についての情報発信はfacebookページなどで
継続していく予定でおりますので、どうぞご覧ください。

 

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